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減税と福祉の充実を両立させるには

「老後の年金や福祉を充実させます。そして、減税を断行し、社会的弱者に対して優しい政治を実現します」
という政治公約を前面に出して、有権者に支持を訴える一群の政治家がいる。
本当に、この公約は実現可能なのであろうか?

ストレートに考えれば、税金による収入を減じながら、お金のかかる福祉や年金といった事業にふんだんに資金を流して行くということは、絶対に不可能である。

その理由は、年金や福祉を充実させるには、それを支える財源が必要いなるからだ。
ごく当然の話である。
それで、そういった政治家が、それを実現するための財源として考えているのは、世に言うところの成功者・大立者、つまり、富裕層から高率の税金によって資金を確保し、弱者の救済にあててゆこう。
そのように考えていると推定されるのです。

あるいは、行政サービス等に関わる支出を縮小してゆくこともひとつの手であります。
それは、小さくは、不合理な行政サービスを整理・破棄するといったリストラ策から始まるでしょう。
行政の無駄を省くということであり、これは経営マネジメントを導入・実践することによって可能となる。
ただし、未来への投資といった研究開発部門の予算を削減することは、将来の芽を摘んでしまうということになるので、その決定には、大いに熟考が必要である。
こういった、高度なマネジメントの実践により、必要最小限の経費しか使わない、小さな政府を実現して行くということが可能となるでしょう。

ただ、その実現のためには、民間に下ろして行けるところは民間に任せ、行政府においては、民間ではできないような仕事をなして行くことが求められてくるだろう。
民間に下ろされた事業においては、親方日の丸的な発想はまったくもって通用せず、苛烈な市場競争にさらされる。
そこにあるのは熾烈な合理的精神であって、これは弱者救済とは水と油の関係になる。

ただ、市場競争とは、選り優れたサービスを提供するものが将来に渡って事業を継続する根拠を得るということであり、それは“強者”を選出するシステム以外のなにものでもないということを明記しておかなければならない。
事業においては強者、対象となる相手は社会的弱者。
「強き者は、限りなく優しくなければならない」を現実のものとして示さなければならなくなるであろう。

ゆえに、減税を断行し、弱者に優しい政治を実現するためには、強者に、ますますもって強くなって、どんどん市場競争に勝ち抜いていただき、その過程で得た豊かさを世に還元していただくことである。
そして、出来得るならば、税収として大きな国家にお金を集めてしまうのではなく、資金は、成功した”個人の裁量”に全面委任してゆくことが重要だ。
すなわち、事業的に大成功することが出来る器量こそ、公金として与えられた資金を、より利益が生まれる方向に生かしてゆく方法論を知っているということの証明であると考えるなければならない。
そのように考えることから、すべてが始まってゆくだろう。
彼らの有する、「自分の生命を、弱き人々のために使ってゆきたい」という、そういった”騎士道精神”に基づいた資金提供によってこそ、官僚的にならず、本当の意味での福祉サービスが得られるというものである。

個人の力量に基づいた弱者救済の制度を運営して行くといった方向のみが、真の意味で、先の命題の理想的実現可能な道であるということができるだろう。
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プロフィール

青の錬金術師

Author:青の錬金術師
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このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
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1962年生まれの薬剤師です。

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