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マクドナルド店長による訴訟 Ⅶ 現代の錬金術師

一方、フランチャイジーは、自らが“主体的に”経営を実践する責任がある。
いくらフランチャイズパッケージであるといっても、こういうことを考えてみていただきたい。
例えば、いつ、どれだけの商品を仕入れるか?
それによって、売れ残りによる商品ロスが左右されますよね。これは、利益に直結しますね。
資金繰りを、どのようにもってゆくのか。
同じフランチャイズ系列店舗として、地域戦略としていかなる出展計画で臨んでゆくか?
それは顧客の認知も含めて、かなり重要な部分です。
また、どういった従業員を引き寄せてくることが出来るか?
そういうこともありますね。優秀な社員は、偶然には来ないんです。また、来たとしても、得がたい社員に定着していただくには、職場として相応の魅力がなければならない。
などなど、様々な経営的な不確定要因は存在するんです。

だから、誰がやっても変わらない成功、絵に描いたような成功などは保証し得ないということです。
もし、どんな経営者でも大成功できるなら、それは「経営なんていらない」ということを意味しているに過ぎない。
「潤沢な資本さえあれば誰にでも出来る」ということならば、銀行がやればいいんです。
金だけあれば成功するなどということは、それは絶対にあり得ない。
経営資源は、人、物、金、そして情報なんです。
よく、富豪の三代目の例として語られたりしていますが、お金だけあって経営手腕を持たなかった場合、子孫は必ず家を食い潰します。
それは、先代の残した遺産で放蕩するしか出来ないからで、資産を維持し、さらに拡大発展させてゆくには経営的知識と運営手腕、人心掌握などが不可欠なんです。
金だけなら、アルバイト店員のみで運営する方が良い。仕事的には作業オンリーになるので、従業員もそれほど才能は要らない。
その方が、.絶対に多くの利益が出る。銀行オーナー的には、ばっちグーである。
だから、資金だけがあったとしても成功は無いんです。
資金から資金を生み出す“知恵”を与えるのが、フランチャイズだということです。

ゆえに、フランチャイジーが、もし実際に経営をしてみて思ったような売上が叩き出せなかったとすれば、そこからが経営の始まりであるということを身をもって知らなければいけません。
自分が成功しないことを、まわりの環境やフランチャイズ本部のせいに責任転嫁するような考え方をする人は、そもそも経営者の道を目指すべきではなかったということでしょう。
彼には、直営店のサラリーマン店員がふさわしい。
その程度の精神性では、店長にすらなれないということです。
だから、同じフランチャイズパッケージで成功している人がいたならば、もしくは、直営店がきっちりと成り立っている例があるならば、「それを、自分の事業として成り立たせることが出来なかったのは、自分たちの方に原因があったのだ」と考えられるような人でないと、フランチャイズ契約を結ぶべきではないのです。

このブログも、現代の錬金術師と銘打っていますが、現代の錬金術には、このような経営的知識がひとつにあるということを述べておきたいと思います。
現代の錬金術師とは、知識から富を創造し企業と社会を繁栄に導く“創造的な経営者”のことをいうのです。 
では、誰もが、このような錬金術師としての自己実現を目指せるのでしょうか?
経営的に素人であることは、一義的には問題ありません。
まず、経営手法やビジネスモデルの重要性、
「それは、目に見えない価値ではあるのだけれども、お金を支払っても求めるべきであるものだ」
ということを理解できる頭と感性は必要であると思えます。
ロイヤリティが、コスト以外のなにものでもないと感ぜられてしまう人には、多分それは無理なのでしょう。
これが理解できないところに、悲劇が始まる。
「自分の血と汗の労働を、企業家によって搾取されているのだ」というような社会主義的な被害妄想が始まって来るのだと思います。

ここにおいて、やはり選別は働かせることが重要です。
ビジネスパートナーは、選ばないといけない。
そして、その選択権は資金を持っている側にあるのではなく、資金を生かせる知識を保有するものの側にある、ということも知らなければならない。
金を持っているものではなく、金を生み出す智恵を持っているものの側にある、ということです。
豊富な資産をどれだけ持っていても、経営者としてふさわしい精神性を身につけていないものは錬金術師候補生としてはふさわしくない。
今は資金は無くとも、努力してその高貴な力を身につけてゆきたいと願う意欲のあるものであるなら、その道は必ず開かれてくる。
資産家と企業家。
その両者は、自分のもてるものを相手に託す関係にあることが望ましいんです。
そうではなく、自分に無いもの持たざるものを、相手の所有物によって補完しよう、相手から得よう得ようとするならば、お互いに不幸な関係になってしまうであろう。
そのことは、心して知るべきだと思います。

要するに、多少なりとも自分でお金をつくった経験の無いものは、フランチャイズにも向かないということです。
金があっても、それにあぐらをかくような輩とは、距離をとった方が良いということです。

以上が、基礎知識。
次回から、少し話を戻したいと思います。
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プロフィール

青の錬金術師

Author:青の錬金術師
ご訪問くださり、まことにありがとうございます。
このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
私といたしましては、科学と宗教を融合してゆくユニークなサイトにしたいと志しています。

御愛好のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
1962年生まれの薬剤師です。

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