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本物の医療制度改革 ① すでに破たんしている社会保障制度

新年あけましておめでとうございます。

本年も、新しい視点、そして他に見たこともない考え方を提示させていただいて、少しでも人類の進歩にお役にたてれば良いな、と思いつつ頑張ってゆきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


それで、新年の第一弾は、「本物の医療制度改革」について述べてゆきたいと思います。

そしてこれは、昨年に論じた「所得再分配の正義について」ともからんできます。

ネットで調べたところ、平成20年度の社会保障関連への支出総額は94兆円にも及んでいました。

少し旧い統計ですが、基本的に変化は無いので、その記事を以下に貼り付けておきます。


★社会保障給付費 過去最大の94兆円超に

 平成20年度に支払われた年金、医療、介護など社会保障給付費の総額が、過去最大の94兆848億円に上ったことが12日、厚生労働省の社会保障・人口問題研究所のまとめで分かった。対前年度比の伸び率も2.9%と過去7年で最悪。少子高齢化による自然増に加え、リーマンショックによる失業手当給付の増加が影響した。国民1人あたりの給付費は73万6800円。部門別では年金が52.7%、医療31.5%、福祉その他15.9%だった。


次に国家予算についてみてみたいと思います。

先日発表された22年度政府の国家予算案においては、国家予算一般会計、総額92.4兆円という数字が提示されました。

このうち国債費と地方交付税を除いた一般歳出は54.1兆円です。

さらにその半分の28.7兆円が社会保障費として予定されています。

そして、この予算の歳入の方に目を向けると、政府の目論見としては、

「企業業績の回復で税収が伸び、22年度の37兆3960億円を上回る40兆9270億円になるだろう」

という予測の下、新規国債発行額を44兆2980億円を入れ込んだ。

その他、在外収入として7兆1866億円が見込まれる。

このように示唆しています。


国の予算の半分が国債という借金でまかなわれ、その予算の半分が社会保障費に費やされている。

大変だ!

こんなことで本当に日本の国は大丈夫なのか?

何としても、増税を含む財政改革をしなければ、社会保障自体が成り立たなくなる。

ということになるんでしょうが、この話には、さらに続きがあって、それを読み解いていかなくてはならないのです。

それが、本稿のはじめに述べた「社会保障費94兆円」という数字が、いったいどこから出てくるのか?

ということですね。


そう、一般会計における厚生労働省関係の支出というのは、あくまでも一般歳出分のみなんです。

私たちには、別途支払っている厚生年金や健康保険がありますね。

これは、一見国家主催の保険制度に支払っていて、国家会計とは別物のように誤魔化されていて、それは別会計になされているんです。

しかしながら、その形式を見る限り、「年金や健康保険は形を変えた税金でしかない」わけであって、こちらを合算して国民に対して支払われた社会保障費総額を見ないといけないということですが、それを見れば100兆円に至る直前にまで膨れ上がっているというわけであります。

この額は、すでに国家予算に匹敵しています。

社会保障費の未来予測については、その一つが、平成20年に社会保障国民会議の報告があります。

それによれば、団塊の世代が75歳以上になる2025年の医療介護費用(ここでいう22年度は27兆円、23年度は28兆円の数字が計上される費目です)について、現状ベースで算定した「現状投影シナリオ」(以下A)で約85兆円、医療、介護の「あるべき姿」を踏まえた「改革シナリオ」(同B)では91-94兆円と算出されています。

誰がそれだけの金額を支払うのか?

こんな金額を臆面もなく、また様々な表を駆使して論じている試算報告を見るたびに、

「何と無駄な努力をしているんだろう。非生産的な仕事だなあ」

と思います。

この未来予測をそのまま受け入れるならば、

「90兆円に膨れ上がるであろう社会保障費を、いったいどのようにして確保すれば良いのか?」

というばかばかしい議論に入るのでしょうが、

そうではなくて、

「すでに破たんが予測される現状の制度をどのように変えなければならないのか?」

という方向に話を持ってゆかなければならないのです。

すでに昨年の国の税収は37兆円しかなくて、社会保障費の実質支出総額が100兆に近似するまで膨らんでいる状況。

どうすんねん!

という話なんです。

「社会保障は国の財政問題ではなくて、健康保険や年金制度の保険としての問題だ」

なんていう言い訳に惑わされてはなりません。

彼らは、「社会保障への徴収は国の財源とは別であって、あくまでも別腹なんだ!」

などという世迷言をぬかしているんでしょうが、保険ではなくて税であることは、年金が特別会計としてすでに使われてしまっている事実からも明らかでありましょう。

過去、私たちが年金として支払ったお金が、もう残ってないんです。

それでは、明らかの形を変えた税金ですよね。

その結果、年金をすでに使いこんで破たんしていることを隠し、秘かに補てんしてしまうために、例えば福祉税であるとか、社会保障目的税であるとか、その目的として消費税をアップするとか、そういった増税についての議論が、あたかも社会保障制度の維持にあって正当性があるかの如く論ぜらるのですが、その出発点に誤魔化しが入っているのです。

もっともっとシンプルの考えないと駄目なんです。

収入がいくらあって、支出としてはいくら使っているのか?

これで、すべてなのではないでしょうか?

繰り返しますが、税収は37兆です。

その他に税外収入が7兆ありますが、そのような国家が完全主催している社会保障制度において、その社会保障維持費だけにすでに100兆円が消えている。

結論は明らかです。

今の社会保障制度は、すでに破たんしているんです。

すでに崩壊している、とみるのが正しい見方です。

何度も繰り返しますが、これが“現実”です。


そして、社会保障のために、本来国がやるべきこと為すべきことが実施されず、国の将来に多大なる陰影を投げかけている。

さらに、未来への投資が仕分けされ、国の未来が消え去ろうとしている。

国家に群がるシロアリのような社会保障依存者の群れによって…



まずは、この現実を直視することから、本当の制度改革が始まるのだと思われます。


「終末期医療にお金の話をするのは不謹慎である」

「犯されざる聖域に対して、お金を中心にして話を進めること自体が冒涜である」

こんな考え方をする人が、社会保障関連のオピニオンリーダーとして君臨し、その意見に押し流されているのが現状であるのかとは思いますが、そこを切り崩さかない限り、国家としての未来が無くなってしまうと思います。

このような意味での“国難”に曝されているというのが、今の日本であるということです。

次回は、

「ではそれに対して、どのような方策をとってゆけば良いのか?」

を示したいと思います。

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青の錬金術師

Author:青の錬金術師
ご訪問くださり、まことにありがとうございます。
このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
私といたしましては、科学と宗教を融合してゆくユニークなサイトにしたいと志しています。

御愛好のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
1962年生まれの薬剤師です。

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