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恐怖のあまり原子力を捨て去り、不信感の中に金本位経済制度へ逆進することは、人間としての文明退化現象であると知らなければならない!

今、世界の人々は、原子力に背を向け、科学文明を逆進させる方向に進もうとしているように見えます。

前近代的な、石炭・石油に依存する化石燃料の世界へと、逆進してゆこうとしているかのように見えるのです。

そして、リーマン・ショックの傷が癒えないアメリカ経済は、信用経済に甚大なる亀裂が生じて、今や現物経済、そう金本位制へと向かおうとしているとある方は述べられていました。

信頼社会・信用経済の崩壊は、巨大なる経済縮小をもたらします。

それは、世界規模の大不況の到来をすら予測させるのです。

今、この時期にこそ、私たち日本人はさらなる勇気をもって、強固かつハイレベルの安全性を保持した原子力開発を推し進めるとともに、物々交換とも称せられる貴金属通貨から脱し、信用やクレジット機能に基づいた信用貨幣をこそ拡大し、大繁栄するグローバル経済をこそ創造してゆかなければならないのす。

以下に、アイザック・アシモフ氏によるファウンデーション・シリーズの第2巻から、非常に示唆に富んだプロローグを抜粋させていただきます。

そして、その慧眼に、称賛を奉げさせていただきます。

銀河帝国興亡史2 
ファウンデーション対帝国 プロローグより…


銀河帝国は崩壊しつつあった。
それは銀河を構成する巨大な二重らせんの腕の端から端に達する、何百万もの世界にまたがる壮大な帝国であった。
その崩壊もまた壮大であり―長い時間がかかった。
終局に行き着く道程もまた長かったからである。
帝国はすでに何世紀も前から崩壊を続けていたが、やがて、一人の男が実際にそれに気付いた。
気付いた男はハリ・セルダン。
かれは心理歴史学という科学を発展させ、それを頂点に導いた。

心理歴史学は一人の歴史学を扱うのではなく、人間の群れを扱うのであった。
それは群衆の科学、それも何億という群衆の、科学だった。
この学問は刺激に対する群衆の反応を、もっと規模の小さな科学がビリヤードの玉の跳ね返りかたを予測するのと同等の確実性をもって、予測できた。
一人の人間の反応は、既知の数学では予測することは不可能だが、何億もの群衆の反応はまたおのずから別であった。

ハリ・セルダンはその時代の社会的、経済的な流れを図表にし、そのカーブを綿密に研究して、文明の継続的・加速的崩壊を予測した。
また、廃墟から新しい帝国が生まれてくるまでに、三万年の断絶があることを予測した。

その崩壊を防ぎとめるには手遅れだったが、まだ野蛮の隙間を閉じるだけの余裕はあった。

セルダンは二つのファウンデーションを、“銀河の両側”に設置したが、その位置は、ミレニアム(千年期)という短期間に、それらの間から否応なしに第二帝国がより強力に、より永久的に、よりすみやかに出現するように、物事を撚り合わせ、編み上げるために選定されたのであった。

第一作『ファウンデーション』は、これらのファウンデーションの一方(第一ファウンデーション)の、最初の二世紀の活動を描いた物語であった。
それは、銀河の一方の腕の最果ての惑星、ターミナスにおける自然科学者の植民地として発足した。
そこの人たちは帝国の激動から隔離されて、すでに死んだセルダンの<計画>(セルダン・プラン)によって与えられた自分たちのより深い役割も知らずに、宇宙的な知識の要約、つまり銀河百科事典(エンサイクロペディア・ギャラクティカ)の編集者として働いた。

帝国が朽ちるにつれて、その外縁部は独立した“王”たちの手中に落ちていった。
ファウンデーションはそれらの王の脅威を受けた。
しかしながら、初代市長サルヴァー・ハーディンの指導のもとに、ファウンデーションはこれらの小支配者をたがいに対立させて漁夫の利を得ることによって、不安定な独立を維持した。
また、保持していた科学を失い石炭と石油に逆戻りしつつある世界の中にあって、ファウンデーションは唯一の原子力の所有者として、支配権も確立し、近隣諸王国の“宗教“の中心になった。

百科事典の影が薄くなるにつれて、ファウンデーションは徐々に貿易経済を発展させていった。ファウンデーションの貿易商人は、最盛期の帝国でさえ真似のできない小さくまとまった原子力機器を売り込むために、銀河系の外縁部に何百光年も浸透していった。
ファウンデーションの最初の豪商であるホバー・マロウのもとに、かれらは経済戦争のテクニックを発達させ、まだ生き残っている帝国外部太守管区のひとつから援助を受けているコレル共和国を、敗北の瀬戸際に追い込んだ。

帝国の生き残りの部分は銀河系の中央の三分の一に集中し、いまだに宇宙の人口と富の四分の三を支配していたが、これを別にすれば、ファウンデーションは二百年後には銀河系内でもっとも強力な国家になっていた。

ファウンデーションが対決しなければならない危機は、死につつある帝国の最後の狂暴な攻撃であり、これは避けられそうになかった。

ファウンデーションと帝国が戦うために、道が開かれねばならなかった。

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青の錬金術師

Author:青の錬金術師
ご訪問くださり、まことにありがとうございます。
このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
私といたしましては、科学と宗教を融合してゆくユニークなサイトにしたいと志しています。

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1962年生まれの薬剤師です。

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