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未来において、“超光速飛行法”は必ず開発されるだろう。(光を超える速度はある!:アイザック・アシモフ ネメシス より)

今回は、アイザック・アシモフ氏による小説「ネメシス」から未来科学につながる一節を抜粋させていただきます…。
それは、宇宙空間の超光速飛行の開発に関する二人の地球人の会話です。
テッサは女性科学者。超光速飛行法の開発者です。
クライルは、彼女の恋人であり、娘を探して数光年離れたネメシス星系に超光速旅行を切望している地球人です。
初の試行で、コンピューターによる計算値と実際の到着点がずれていたことに関して、何がその原因で、どのように対処すれば良いのか、その制御法を見出した際に交わされた会話です。
また、ウーは、この処女航海に同行している若手技術者です。

それでは、以下に抜粋させていただきます。


「複雑だけど説明してみるわね。いいこと ―
 われわれは、ある地点から別の地点へとハイパー・スペースを通って時間差なしで移動するわけね。ただし、その移動の時にたどるコースは、突入と脱出の位置によって毎回異なる。
そのコースというのは目に見えないし記憶にも残らない、時空連続体という概念ではとらえきれないものなのよ。
ほとんど理解不可能な存在といってもいいわ。これが、“虚道”と呼ばれるもの。この概念は、私が編み出したのよ」

「目にも見えなくて記憶にも残らないのに、それが存在することがなぜわかる」

「なぜなら、ハイパー・スペースを通過する動きを表わすための方程式からその存在が算出されるのよ。方程式がその道をわれわれに示してくれるわけね」

「方程式が実存するものを示しているかどうかはわからないじゃないか。もしかしたら、ただの―数式なのかもしれない」

「そう思うのも当然だわ。私もそうだと思っていたから重視しなかったのよ。
ところがウーは、それには意味があるかもしれないと指摘したわけ ― あれはたぶん1年くらいまえのことだった ― ところが、いい年をした大馬鹿者の私が、それを無視してしまった。虚道は虚構の存在でしかないと言い捨てたの。計測不可能ならば、それは科学の領域外のもの。私には、そんな近視眼的な考え方しかできなかった。そう思うと穴があったら入りたいくらいよ」

「いいだろう。その虚道とやらがとにかく存在するとしよう。それでどうなる?」

「そうなると、その虚道が大きな天体に引き寄せられた場合、船は重力の影響を受けるのよ。これがまず第一の斬新なアイデアよ ― 虚道に沿って重力が感じられることがあるという概念は、真実なだけじゃなくて有益でもあるわ」

テッサはいらだたしげに拳を振り上げた。

「ある意味では、私もそれに気がついていたのよ。それなのに、船は光速の何倍ものスピードで移動しているんだから、数字に表れるほどの重力の影響を受ける時間はないと推論してしまった。
だから、私の仮説では船のコースはユークリッド幾何学の直線を描くはずだったわ」

「ところが、そうはならなかった」

「ごらんのとおりよ。ウーはその説明をしてくれたわ。
光速を基準と考えてみて。それ以下のスピードはすべて負の数字、それ以上のスピードは正の数字になるでしょう。
したがって、我々が住んでいる通常の宇宙では、すべてのスピードがそうした数学的慣例の負の数字で表されるし、じっさい、負の値を持っているはずなのよ。
 けれども、宇宙というものは対称の原則のうえになりたっている。
移動の速度のような基本的な要素が常に負であるなら、ほかになにか、常に正である同じように基本的な要素がなければならないのよ。
ウーは、その、ほかの要素というのが重力ではないかといったの。
通常の宇宙では、重力はつねに引力に等しい。質量を持つ物体はすべて、同じく質量を持つ別の物体を引きつける。
 ところが、もし何かが超光速で移動するとしたら ― 光以上の速度なわけだから、―そのスピードは正の値になり、逆に、それまで正の値を持っていた物が負に転じなければならなくなるはずだわ。質量を持つ物体はすべて、質量を持つすべての物体に反発するようになるのよ。
ウーはずっと前にそれを提案してくれたのに、私は聞く耳持たなかった。彼の発言は、私の鼓膜に当たって跳ね返されてしまったのよ」

クライルが言った。

「しかし、それがわかったからってどうなるというんだ、テッサ? 超光速というとてつもないスピードで移動しているから引力の影響が生じる時間がないとしたら、重力の反発が生じる時間もないだろう」

「ああ、それがそうじゃないのよ、クライル。そこがすごいところなの。その点に関しても逆転現象が起きるのよ。
負のスピードを持つ通常の宇宙では、引力を受ける物体に対してスピードが早くなればなるほど、その移動の方向にかかる重力の影響は少なくなる。
正のスピードを持つ宇宙、すなわちハイパー・スペースでは、反発する物体に対して早く移動すればするほど、移動の方向にかかる重力の反発の影響が大きくなるわけ。
通常の宇宙における状況に慣れきってしまっている私たちには、それがどういうことかわからないけれど、無理やりでもプラスの記号をマイナスに書き直さざるを得なくなれば、納得がいくと思うわ」

「数学的にはね。しかし、その方程式はどの程度確実なんだ?」

「計算と事実が釣り合うのよ。重力の引きつけというものは、あらゆる力の中で最も弱いし、虚道に沿った重力の反発も同じように弱いわ。宇宙船の中や人間の体内のすべての素粒子はすべて、ハイパー・スペースの中にいる間お互いに反発し合っているけれど、その反発力は素粒子をくっつけているほかのすべての素粒子に比べたらとるに足らないものだから、目に見える変化はおこらない。
ところが、第四ステーションからここに至る虚道は、私たちを木星に近づけてしまったのよ。ハイパー・スペースにある虚構の道沿いの反発力は、非虚構の空間の道に沿って存在するはずの引力と同じくらい強かったのね。
 ハイパー・スペースを通過するとき、木星の重力による反発がわれわれのコースにどう影響するのか計算をしてみたわ。その結果、それは現実に起こったのときっちり一致するカーブを描くのよ。言い替えれば、ウーが私の方程式を改良してくれたおかげで、問題は単純化しただけでなくて解決したの」

というような感じです。

これに解説を付け加えるとすれば、ハイパー・スペースとは、現実の3次元宇宙に対する霊界宇宙のことで、この物質宇宙に対する鏡像世界であるとか、反宇宙であるとか言われている世界のことのようです。

そのような反宇宙の中を極めて短い間通過する際に、その近傍に現実宇宙の惑星 ―ここでは木星 ― の存在が存在すれば、その星の重力場が反重力として、虚道の中を進む船の運行に微弱な影響を与えるのである。

そのため、その影響を無視して算出したコンピューターシュミレーションによる到着点は、現実の到着地点と、航海継続においては悲惨なぐらいの誤差を生ずるに至るのだ。

そういういうことでありますね。

その際に通過する“虚道”とは、実は“霊界ルート”ということであり、超光速飛行を実現するためには、
先ずは霊界世界を解明し、その世界への自由自在な移行方法を確立しなければならない」というわけであります。

霊界を否定し、霊的な生命体やその世界観などを“単純で頭のお弱い人間の妄想”扱いにしかできない現代の科学者にあっては、到底、およびもつかない夢物語であるということなのでしょうね。

すでに、宝は示されているのに…

彼らがテッサと同じ過ちを犯していることに、早く気がついていただきたいものだと私は思いますね…

真実から遠ざける旧い唯物論的な思い込みを捨て去り、真実の世界への目覚めを期待したいと思います。


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青の錬金術師

Author:青の錬金術師
ご訪問くださり、まことにありがとうございます。
このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
私といたしましては、科学と宗教を融合してゆくユニークなサイトにしたいと志しています。

御愛好のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
1962年生まれの薬剤師です。

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