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混合診療の解禁

今、堤未果さんの、「沈みゆく大国 アメリカ」を読んでいます。

次のターゲットは日本!という感じで、

アメリカの医療産業複合体が日本をターゲットに、その企業家的に強欲なる野心を大きくしているっていう結論に至ろうかというところです。

中に登場するマンハッタン在住の金融アナリスト、ザック、バウマン氏は、次のように語っているそうです。

「国民健康保険の公費部分が小さくなればなるほど、それ以外の医療や薬をカバーするために、日本人は民間保険を買うようになるでしょう。やがて貧困層と低所得高齢者、障害者だけが公的保険に入り、それ以外の国民が国民健康保険と民間保険の両方に加入するという、アメリカと同じ図になりますね」

アメリカは、保険大国であることは事実だし、アメリカで生み出された保健制度が、新しいサービス産業を形作って来たことも事実です。

それは、大した知恵だと思います。

日本が20年失われたままでいてしまったことも、そう言った領域に大きな原因があると思っています。

アメリカの戦略に、良いように翻弄されたということでもありましょうね。

だからこそ、今のままの思想的流れの中でアメリカ発の保険産業を直輸入したたらば、

後追いの形でアメリカであらわれている現象がこの日本国内で現実化するのではないのだろうか?


それは、当然考えられる懸念であろうとはいえますね。

法外な医療費と、高額医療による個人破産。

経済的に採算の合わない人は情け容赦なく切り捨てられ、

一部の富裕層のみが充分な治療を受けられ、それ以外の大多数は、医療費の支払いのために生きなければならなくなる。

しかしながら、現時点において、日本な国民皆保険制度と、国家による診療報酬価格設定と薬価制度という、ふたつの統制経済に守られている状態である。

もし皆保険を解放してアメリカの民間保険に資金が流れれば、貴重な国民資産が海外に流出して行っててしまうことになる。

そして、懐を肥やすのは、保険会社を運営する経営層と、それに投資するウォール街の投資家たちになるだろう。

というのが、現時点での結論であろうかと思われる。

ゆえに、絶対に皆保険制度を護り、混合診療も一切禁じて、社会主義医療の中に囚人のように取り込んでおかなければならないのである。

まあ、そういうことなんであろう。

ただ、ひとつ気がついたのは、

アメリカの高額医療を、高額医療のままにあらしめているものがアメリカの民間保険だということなんだ。

アメリカの民間保険こそが、アメリカの医療産業の高額化を固定し維持を許す第一要因になっているということだ。

おそらくは、彼らは日本人の特徴を理解していないと思われる。

十年の後には、自分たちの見積もりが、極めて甘かったということに気がつかされるとは思われるが、

日本においては、いかなる日本の常識が働くか?

その詳細については、機会をあらためたいと思う。

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青の錬金術師

Author:青の錬金術師
ご訪問くださり、まことにありがとうございます。
このブログでは、幸福の科学の信者として、エル・カンターレ文明建設に資するべく、様々な新しい視点や発見などを提供してゆきたいと考えています。
私といたしましては、科学と宗教を融合してゆくユニークなサイトにしたいと志しています。

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1962年生まれの薬剤師です。

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